くろえびのしっぽ
エッセイを書き溜めておくところ。
一言でいえば、清々しく心に残る、素晴らしい映画だと思う。
終盤になるにつれて高まる緊張度と、最後の解決とエンディングの曲。映画の内容そのままだが、雨上がりのようなさわやかな気分になった。
上映中に3回も泣いてしまった。最近涙もろくていけない。
第一印象は、綺麗な映画だなと思った。
本作がアニメーション映画ということはわかっていたが、冒頭シーンなど、「実写なのか?」と見紛う場面がいくつかあったし、、
音楽は(子供向けにありがちな)BGMやテーマソングといった印象は全くなく、単体でも十分聴いてみたいと思える曲が多かった。
身寄りのない女子大学生(花)が主人公。
花と恋に落ちたおおかみおとこの名前は、結局最後まで出てこなかった(‥かな?)が、むしろそのことが彼の子供たちが「おおかみ」なのだということを印象強くさせたと思う。
最初は、展開が早く、おおかみおとこが正体を告白してから子供が生まれるまでのあたりは
ぽかーんとしながら見ていた。前評判などで大体想像はついていたが、まさかの獣姦スタート。
このような出だしに加え、花に2人の子供が生まれた直後は絵の使い回しも見られたため、絵や音楽は綺麗なものの、正直にいって完全なファンタジー=子供向けの映画なのかと思った。
しかし、ご近所づきあいや子供の急病のシーンなどでは、若い人間が知識や周囲の支援無しで家庭を持つと大変なのだな‥ということを強く感じた。
電車の中や公共の場にて、小さい子供が泣きわめいているとき、ぼくはどうしても「独身の人間」の視点からその子供を見てしまうことが多かったが、
歳も近い主人公に感情移入することで、(当分予定は無いが)もし自分が家庭を持ったら・子供を育てる側となったら、ということを疑似体験したのかと思う。
映画を見た後に知ったのだが、本作の細田守監督は(子供にはファンタジーとして、若い人には自分の近未来として、子供を持つ人には思い出をなぞりながら観てもらいたい)という旨の発言をしていたとのこと。
ぴたりと監督の思惑にはまってしまっていたようだ。
物語の中で、子供たちも最後は自分の生き方や進む道を見つけ、別々の道を歩んでいく。
周囲に合わせることを受け入れて人間として生きていく姉と、そのような生き方を拒みオオカミとして生きていく弟。2人の決断が、なんだかとても女性的・男性的だなぁと感じながら、日々悶々と将来を悩んでいる自分を顧みて、羨ましいとも思った。
作品全体を通して、(オオカミが普通にゴミ収集車に回収されるなど)疑問に感じたことはいくつかあったが、それらがこの映画の評価をさげることにはならないと思うほどの良い作品。ブルーレイが出たら、すぐに買って、もう一度見たい。
終盤になるにつれて高まる緊張度と、最後の解決とエンディングの曲。映画の内容そのままだが、雨上がりのようなさわやかな気分になった。
上映中に3回も泣いてしまった。最近涙もろくていけない。
第一印象は、綺麗な映画だなと思った。
本作がアニメーション映画ということはわかっていたが、冒頭シーンなど、「実写なのか?」と見紛う場面がいくつかあったし、、
音楽は(子供向けにありがちな)BGMやテーマソングといった印象は全くなく、単体でも十分聴いてみたいと思える曲が多かった。
身寄りのない女子大学生(花)が主人公。
花と恋に落ちたおおかみおとこの名前は、結局最後まで出てこなかった(‥かな?)が、むしろそのことが彼の子供たちが「おおかみ」なのだということを印象強くさせたと思う。
最初は、展開が早く、おおかみおとこが正体を告白してから子供が生まれるまでのあたりは
ぽかーんとしながら見ていた。前評判などで大体想像はついていたが、まさかの獣姦スタート。
このような出だしに加え、花に2人の子供が生まれた直後は絵の使い回しも見られたため、絵や音楽は綺麗なものの、正直にいって完全なファンタジー=子供向けの映画なのかと思った。
しかし、ご近所づきあいや子供の急病のシーンなどでは、若い人間が知識や周囲の支援無しで家庭を持つと大変なのだな‥ということを強く感じた。
電車の中や公共の場にて、小さい子供が泣きわめいているとき、ぼくはどうしても「独身の人間」の視点からその子供を見てしまうことが多かったが、
歳も近い主人公に感情移入することで、(当分予定は無いが)もし自分が家庭を持ったら・子供を育てる側となったら、ということを疑似体験したのかと思う。
映画を見た後に知ったのだが、本作の細田守監督は(子供にはファンタジーとして、若い人には自分の近未来として、子供を持つ人には思い出をなぞりながら観てもらいたい)という旨の発言をしていたとのこと。
ぴたりと監督の思惑にはまってしまっていたようだ。
物語の中で、子供たちも最後は自分の生き方や進む道を見つけ、別々の道を歩んでいく。
周囲に合わせることを受け入れて人間として生きていく姉と、そのような生き方を拒みオオカミとして生きていく弟。2人の決断が、なんだかとても女性的・男性的だなぁと感じながら、日々悶々と将来を悩んでいる自分を顧みて、羨ましいとも思った。
作品全体を通して、(オオカミが普通にゴミ収集車に回収されるなど)疑問に感じたことはいくつかあったが、それらがこの映画の評価をさげることにはならないと思うほどの良い作品。ブルーレイが出たら、すぐに買って、もう一度見たい。
プロフィール
HN:
くろえび
性別:
男性
職業:
社会人
趣味:
音楽
自己紹介:
成人。
元大学聖歌隊員。
元大学聖歌隊員。
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